APIとは、「Application Programming Interface」の略語であり、「ソフトウェアの機能を共有するための仕組み」のことを指します。
Google AnalyticsのAPIを利用するためには最初にサービスアカウントを作成する必要があります。
本記事ではAPIの使い方について解説していきます。
APIの使い方のその活用方法とは
ウェブサイトにAPIを活用する際には、ウェブAPIを提供している企業のウェブサイトから利用登録を行い、APIを取得します。その後に指定されたURLにリクエストを送信すると利用することができます。
APIを活用するためにはHTML、CSS、JavaScriptの知識の活用が必須となります。そのため、ブログ記事を作成する程度でのパソコン使用レベルだと使いこなすのは難しいでしょう。
Google Analytics APIをウェブサイトと紐付けしたい際には段階的にすべきことがあります。
- Google Developers Consoleにアクセス
- プロジェクト・認証情報作成
- Analytics Reporting APIを有効化
- APIからGoogle Analyticsにアクセス権限の追加
- WindowsにXAMPPとComposerをインストールしてライブラリを取得する
正直、複雑ではあります。しかし上記を完成させることでプラグインより正常に機能が働いてくれるため時間をかける意味があるでしょう。
Google Developers Consoleにアクセス後、サイドメニューの「ダッシュボード」から右上の「+」ボタンをクリックしてプロジェクトを追加します。その後サイドメニューに戻り、「認証情報」から「サービスキー」を作成します。サービスアカウント名やIDはプロジェクトで使用したIDを利用してください。作成完了するとJSONファイルがダウンロードされます。その中に記載されてあるメールアドレスをメモしておきましょう。
次にAnalytics Reporting APIを有効化します。デフォルトでは無効になっています。サイドメニューの「ライブラリ」からAnalytics Reporting APIを検索して選択し、「有効化する」ボタンを押します。
管理画面が変わり、今度はGoogle Analyticsの管理画面を開きます。
「ユーザー管理」を選択し、「権限を付与するユーザー」にJSONファイル記載のメールアドレスを入力します。
次にXAMPPとComposerをダウンロードし、「Installation」部分を参考に進めていきます。
ダウンロード後に取得できるライブラリを活用し、セッションを取得するコードを書いていきます。公式を参考に進めていく方が安全なので以下を見ながら進めていきましょう。
上記が完成すると終了です。
まとめ
本記事ではAPIの使い方をGoogle Analyticsの側面から解説していきました。手順が多く、頭を悩ませる工程が多いでしょう。
しかしこれを使いこなせることでウェブ上での機能が充実したサイトを構築することができます。
是非取り組んでみてください。